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飛行機の座席数<予約のお客様数

夏の繁忙期・・ほんとーーーーーーーに忙しかったです。
何がって・・いやぁ、世界のボーイング社が自信を持って売り出したB777という飛行機・・・ナショナルフラッグを自負している我が社も買いましたよ、もちろん!しかし、ボーイング社からの納入が遅れ、フル運行を予定していた8月の何十日間は、座席が50席ほど少ないエアバスに変更になったのです。突然!しかも、もともと繁忙期だから予約は過剰に受けていて、お盆の頃は、一機につき20名近く溢れていた=70近く予約はあるけど座席はない、、、という状態でした。

どーにかしてよ!!!と、本社にとりみだしながら懇願し、なだめすかし、たまには脅してみたが効果なし。

「このまま放っておけば、100名近いお客様の暴動が勃発!」
という、肉体的にも精神的にも追い込まれる事態になっていたのでした。矢面に立たされるのは、古今東西、空港職員!今回ばかりは黙ってやられてたまるものかぁ〜〜〜と色々対策を練ることにしました。

我が社に限らず外資系の航空会社は、外国籍のお客様の搭乗率が高いのです。私たちが考えたのは、
成田に到着してマニラ(あるいはバンコク)に向かうお客様に、帰りはマニラ(あるいはバンコク)→香港→目的地に振り替えてもらおうというミッションです。
大抵は、気軽にOKしてくれますが、やはりしぶるお客様もいらしゃいます。

(お客様)「えーーーー、他にオプションはないの?」
(私)「オプション?・・・・オプションはね、マネー、よ!」
と、3万円をひらひら。
大抵は、これでイチコロでございます。
たまーに
「え?それ、なんの紙幣??」と訝しがられますが、
「ジャパニーズ、円!ですわよ。なんと。4万5千円近くてよ。ふふふ」
これでお客様もわたくしもHappy!

7月に本社から絶対服従の機種変更を言い渡されて2ヶ月、私は来る日も来る日もこれを続けました。アジアに乗り継ぎのお客様だけでは数が足りず、日本に里帰りした日本で降りられる方たちにも声をかけ続けました。お客様にご不便をお掛けする分、そしてご協力いただいた気持ちとして、ビジネスクラスを提供したり、お詫び金をお渡ししたり・・・状況に応じて様々な対応をしてきました。
それでも、出発当日・・・1席足りない!!!!という事態が出発間際に発生して、色々な特典を用意して明日の便に移ってくれるお客様を捜さなくてはならないこともあったのでした。

簡単に書いていますが・・・・・・涙実はすごーいプレッシャーでもあったし、ストレスも極限に達していました。ほんとーにタフな仕事だなぁ・・人気職業だけど離職率も高いというのは
納得。。。。それでも15年もやっている私も私かな?

9月・・・やっと落ち着きました。
これから・・そうですね15年の経験から言えば、

「ロスに鞄が届かなかったじゃないか!おまえたちが予約過剰で勝手に俺をロス経由にしたからこんなことになったんだ!慰謝料よこせ!!裁判だ!!!おおおおーーーー!」
というお客様が沸いたように出てくること必至。
一度でも不手際があると、最初の問題に振られる・・・これもよくあることですが・・・・

もちろん、無理矢理乗せないってことはないのです。予約がちゃんととれていればその便に搭乗する権利はありますから、予定のフライトに搭乗したい場合は、断固として意志を曲げてはいけません!

予約過剰でどうしても降りていただきたいときは「ボランティア」というのもの募ります。色々美味しい条件をつけて・・搭乗口でアナウンスしたりします。旅程に余裕があればその状況に同意をいただいてボランティアとして契約成立!するのです。それ受ける受けないのはお客様自身。受けた後のあれこれはあまり意味がない・・ということをご理解いただければいいのですが。

夏の繁忙期、むちを打たれて酷使されてきた飛行機が疲れてくるものこの時期・・・どーか今年は平穏無事に過ごせますように・・

mota : 02:42 | Com (1) | Tb (0) | Page Top ▲

comments

本当に大変だったんですねぇ~、この夏。
読んでてこちらまでもらい泣きしそうな・・・。
裁判沙汰のお客様が沸いてこないように心より
祈っています。
お体は(心も?)大事になさってくださいね。

  • viva canada
  • 2007年09月17日 22:32

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