液体物
去年の英国でのテロ未遂事件を受けて、日本でも日本発の国際線での機内持ち込みの液体物に制限がかかりました。安全上致し方ないとはいえ大きなトラブルの原因となっています。飛行機に乗る際は、
100mlを超える、あらゆる液体物の客室内への持ち込みはできないと考えたほうがよさそうです。それ以外はセキュリティーチェックで破棄していただく、と日本国政府は正々堂々と申しております。
あらゆる液体物を持ち込みたい場合、あらかじめお預けになる手荷物にお入れいただくか、100ml以下の容器に入れて 容量1リットル以下のジッパーのついた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕をもって入れられていただければよろしいようです。
(ただし、お薬、ベビーミルク、特別な制限食等などは別のようですので、出発前に液体物機内持ち込み制限をチェックしてください。)
たいていのお客様はチェックインカウンターなどで
「機内に持ち込まれる手荷物に100ミリリットル以上の液体物はございませんか?」
とうかがうと
「いいえ、ありません」
か
「あります・・でも、(ごそごそ)これでよろしい?」
とちゃんと規定の要領にパックされたものを差し出されます。
問題になるのは
「ないでーーーーす」といいながら、キッ○ーマンのお醤油またはめんつゆボトル3本をこっそり持っていて、セキュリティーで発見された、などという場合。この場合、すでに無料受託手荷物の範囲内ぴったりに鞄を預けているケースが多く、このキッ○ーマンのお醤油またはめんつゆのペットボトル3本をさらに預けるとなると数万(なぜなら預けた鞄はすでにコンテナに搭載され、取り出し困難でGHに追加で預けるようすごまれ・・じゃないお願いされる)の超過料金がかかってしまうのです。正味600円也・・に数万なんて!とんでもない!というのが普通のお客様の心境でしょう。
GHの普通の心境からすれば超過を支払わないのならば
「じゃぁ、ここに置いていってね」または、「ご自宅に郵送でもしてくださいね」という感じで淡々と時には警察が呼ばれるほどバトルってしまうことがあります。
上記にリンクした成田空港公団の液体物に関するご案内ですが、この中に
「出国手続き後の免税店などの店舗で購入されたお酒、化粧品類等の液体物は上記の制限にかかわらず客室内へ持込可能です。(注) ただし、欧米等液体物の持ち込み制限が導入されている国で乗り継ぎされるお客様は、乗り継ぎ先の空港で液体物を航空会社にお預けになるスーツケース等手荷物として、預け入れ直すことが出来ない場合、乗り継ぎの際に放棄させられることがございます。詳しくはご利用になる航空会社にお問い合わせ下さい。」
とあります。もちろんその先お乗り継ぎ便をお持ちであればその国のセキュリティーによるのですが、記載の通り、チェックインの仕方によっては乗り継ぎの間取り出せないところもあったり、様々です。なによりこうした細かいことまで認識されて出発されるお客様はあまりいらっしゃらないかもしれません。大抵「詳しくお問い合わせして欲しい航空会社のチェックイン」を終え向かったセキュリティーなどでトラブルことが多いのです。
それから私たちGHとお客様の新しい戦いがはじまってしまうのです。
そして、成田に到着の際にもこの問題が大きくのしかかります。セキュリティーの甘い国からの到着、機内で免税品を買った・・・お客様が成田で国際線に乗り継ぐ場合、同じレベルのセキュリティーチェックが待っています。規定以上の物を持っていると、破棄の対象になります。
が、大抵はお客様もセキュリティー側も航空会社にその責務を問ってきます。なぜ!?!?!
お客様からすると
「そんなルールは知らーん!というより、そんなルールがあるのに機内販売をして儲けようとする航空会社がわるーい!ここで破棄するなら金かえせー!」
ということになるのでしょう。
機内で免税品をお買い求めになるお客様に客室乗務員が
「お客様、成田で国際線へのお乗り継ぎはありませんね?(ニッコリ)」
と一言確認する面倒を怠った客室乗務員にも過失がある・・・・・・他の会社の乗務員は徹底した教育がされていそうですが弊社は・・お恥ずかしながら、厳しい通達も成果なく未だに気前よく差別なく平等に売りまくっているようです。
そうなると・・到着時成田での解決はひとつ!
その液体物を預けるために、GHと一緒に死ぬほど走って日本出国を済ませ、改めてチェックインカウンターにあがり搭乗手続きを済ませることであります。
今まで何度その不毛な手続きをやったことでしょう(あ・・正確には「指示をしたことでしょう」かも。その恐ろしく走る役は私には絶対無理・・・たいていは、若いGHが任命されますので)
安全最優先なので、苦情になろうとも遵守することが必要です。ただし、たまにお客様から
「あのセキュリティーの人が、航空会社の人がOKすれば持ち込めるよ、って言っているわよ」
という逃げのようなせりふを聞くことも。
それはないでしょう・・・・そのときは同じ空港職員とはいえ「ごめんなさい」を聞くまで説教をさせていただきますので、よろしくお願いいたしますね。
mota : 02:37 | Tb (0) | Page Top ▲