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超過料金は重量制ですか?

超過料金でもめました。
いつもお客サマは飛行機に乗るための手続きをするために辛抱強くお待ちでいらっしゃいます。ひとりひとりさばきながらたまに向ける視線の先には、トグロを巻いて列を作って遠くを見つめているお客サマがたくさん。その中でもいや〜に重そうな荷物、いや〜〜に個数が多い荷物を抱えているお客サマが真っ先に目に入ったりします。
どーか私にはあたりませんよーに
そう願うGHは私だけではないはずです。成田空港までいらっしゃるのにそれはそれはたいそう時間もかかり、費用も安くはないはず、その上セキュリティーチェックを受け、チェックイン手続きを待った先にあったのが、
「お客サマ、本日お預けいただく荷物ですが、規定重量より、○○キロ多くなっております。ゆえ、超過料金として ○万円、お支払いいただきます」
なんて言われてすんなりお支払いいただくお客サマは皆無・・・(あ、出張などで費用は全額会社もち、というケースはまた別ですね。)
え!ふざけるなよと思わず口に出てしまうお気持ちは理解できます。でも口にされてしまったら反対に「ふざけるなよ」と、にっこり微笑みながら心の中で言われてしまうかもしれません。でも、決して表情には出さないのがGHの恐ろしいところです。
出発カウンターでもめる率が一番多いのがやはり超過料金。先日はたしか10KGの超過だったかと思いますが、お客サマの第一声は
「えーーー!冗談じゃないわよ。だいたいね、私は痩せていて、ほら!あの人(あ、あ、あ、あ〜ぁ、隣のカウンターの白人男性を指、指・・指しましたね?) の半分くらいでしょう?どぉー考えたって10KGの差はあるじゃない!人間の重量制限はないわけ?あの人の体重にチャージしてちょうだい!」
ときました。私の1○年のキャリアの中でこんな理論を説いたお客サマははじめてで、ちょっとだけですが、感心してしまいました。なるほど。

飛行機のバランスをとるときには、人間一人○○キログラム×搭乗人数、で重量を計算しています。が!お客サマひとりの航空券購入に対してのお預けいただく 制限とはまったく別問題なんです。どんな理論武装しても結局は許してもらえることも少ないですし、気分的にもいやぁ〜な思いのまま搭乗することになります ので、預ける荷物は制限重量&大きさで、を基本にお願いいたします。お互いのエネルギーのセーブのためにも。
私の会社では実施したことがないのですが、友人が勤める某・欧州系の航空会社では、この一人当たりの重量についての見直しをしたらしく、欧州に到着したお客サマを対象になんと体重測定を空港で行っていたようです。ヨーロッパの地を踏んでいきなり体重測定なんていやですねぇぇ。

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1995@バンクーバー・シアトル

先年結婚した相棒の友人夫妻との旅行。hotel.jpghotel_restaurant.jpg








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スーツケース自分で壊す・・それとも?

私と同年代と思われるご夫婦がカウンターにいらっしゃいました。お二人ともしっとり落ち着いた大人の雰囲気を醸し出していて素敵。いつもドタバタしている私とは大違いでいらっしゃる。いつものようにしつこい質問を繰り返し、無事搭乗券をお渡しして
遅くとも出発の1時間前には出国手続きを終えてください」
と念を押してこの素敵なご夫婦を送り出しました。
「お世話様でした」にっこり×2人。なんてさわやかなんでしょう。この後どんな油ぎっ・・(もとい)濃いお客サマがいらっしゃろうが今日はしばらくの間中和されそうです。

怒とうのチェックインマシーンから解放されやっと辺りを見渡せる余裕が出来た頃、先ほどの爽やかなご夫婦が、決して爽やかとは言えない、それは余裕のないいでたちで私のカウンターに近づいてくるではないですか!何事ーーーーーっ?!?!

ご主人「す、すみませんっっ。私たちの預けたスーツケース、まだここにありますかぁぁぁーー!」
ございません。もうーとっくにコンテナに積まれていますよ。一体どうなさったのですか?
ご主人「えええーーーーー、じゃぁ、ボク、このベルトに乗って下まで自分で行きますから、乗っちゃっていいですか?」
ダメです。これに乗ってもすぐ下に通じているわけではないのですよ。このシステムは、ベルトに載せたカバンが空港中をぐるぐる回わりながら、バーコードが自動的に読み取って必要な箇所に振り分けられるシステム、通称『BHS』と申しまして・・って聞いていませんね?
ご主人「空港中回ってもいいのでとにかく・・ボクのスーツケースを取り出してもらえますか?」
空港中回っている間に体のどこかがもげてなくなってしまいますよ・・・という問題じゃなくてどうされましたーーー? 

「実は、空港まで車できて業者さんに車を預けたはいいのですが、スーツケースの鍵を・・カギを・・車のカギに一緒に付けてしまいまして、そのまま渡してしまったんですぅぅぅぅ。あぁ、ボクはなんて馬鹿なんだぁ」
と頭を抱えてしゃがみこんでしまいました。スーツケースのカギを車のカギと一緒に付ける????少なくとも私の理解の範疇にはございませんが、お客サマのご事情もおありでしょう。けど、この時点で出発時間1時間前。選択は3つ。

1:急いで業者さんに連絡してカギを持ってきてもらう。時間制限15分
2:目的地についてからカギをご自分で破壊する
3:今日は出発をあきらめる

お客サマの選ばれた選択は「1」しつこいようですが制限時間は15分。先ほどの私には持ち合わせていない爽やかな印象の落ち着いたご夫婦は打って変わって 携帯電話を片手に落ち着きのないことないこと。それより、スーツケースのカギをどーしてまた車のカギにつけちゃったのか聞きたい私・・

業者さんがなかなか現れず彼らのイライラが頂点になったところで結局時間切れとなり「2」か「3」の選択をしなくてはならなくなったこのご夫婦。最後は潔く、
「じゃぁ、現地に着いたら自分で壊します」
ということで落ち着きました。なんだかお気の毒ですがいたしかたありません。

GHは基本的には渡航先の国や航空機搭乗に関する規則を遵守する職務に加えてお客サマが快適に旅ができるサポートをすることが仕事となります。なのでお客 サマにはご自分の身の回りの確認だけはご自身でしていただかないと、せっかく空港までいらっしゃっても無事出国できないことが多々あるのです。

「旅行にお持ちになるものは万事ご用意いただいておりますか?たとえば、パンツとかスーツケースのカギなど?」
などうかがえません。ええ・・かえって
「馬鹿にしてんのかーー!」とお叱りを受けそうですわ。

ところで・・どうやってカギを壊したのでしょうか。石をぶつけたとか??未だに気になっているところです。

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