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おねえさんGH限定

空港のチェックインカウンターに行くとまず一列に並んで、そこから空いたカウンターに順次進めるようなファシリティーになっていると思います。先日、羽田空港で空席待ちをするため、カウンターに大人しくならんでいました。前には若いカップルが並んでいて楽しそう。1人の私。耳をダンボにしなくても会話が聞こえてきます。
男「お、あのおねーさん、超かわいい。オレ、あの人がいいー」
((お、GHを査定しているなっ))
女「あの人に当たるかわからないじゃん」
男「いいんだよ、当たるんだよ」
女「はぁ?!何言ってんの?#」

((えー、どうすんの、どうなるの?))

カウンターGH男性「お次のお客サマ、こちらどうぞー。どーぞ・・どーぞ・・・・」
((ほらほら、手を上げて、あなたたちを見ているわよ、呼んでいるわよ))
女「ねぇ、ほら、順番来たよ〜」
男「・・・・」((あさっての方向を向いてカバンあさっているフリしている・・・))
女(あせった顔で振り返り)「すみません、お先にどうぞ」と私に。
私「はぁ・・すみません」
私はその無視をされた男性スタッフにバツが悪そうに迎えられましたが、後ろの二人が気になる。
男性GH「どちらの便にスタンバイされますか?」
私「えっと・・・」(後ろが気になる)
男性GH「お客サマ??」
私「あ、申し訳ありません。えっと、どこだっけ?」
最低だわ、私。これが仮にも国際線を扱っている会社のGH? 反対にお客サマが上の空だったら、顔には出さないけど、ムッとするくせに。
それはそうと例のカップルは、カレがお気に入りのGHさんのカウンターが空くまでその調子でいたようです。ケンカになっちゃうよ、そんなことばかりしていると・・

このような頑固な方を除いて一般のお客サマは、空港でお世話をしてくれるGHさんを選べないのが普通。ただアジアの国に行くとときどき、ロープもなく好きなカウンターに並べるファシリティーになっていたりします。さすがに顔、好みでは選んだりはしませんが
「この人なら、社員チケットにもやさしくしてくれそう・・」という雰囲気の人のところに自然と並んでしまいます。それもやっぱり、好みの選出なのでしょうか。
逆に、私も「あ、あの人に当たりたくないな〜」と思われていないかどうか心配。忙しい最中もたまーに顔をあげて、意味不明な笑顔を振りまくなど無意味なことに労力を使っています。

mota : 15:07 | Tb (0) | Page Top ▲

平等の精神

ずいぶん、ずいぶん前のことですが、出勤して今日のスケジュールを確認している私の目の前に、海外の某支店からテレックスがヒラッ〜と・・
『○便に搭乗客2名(お名前の記載)からクレームあり。天候のための乗り継ぎトラブル。こちらも乗り継ぎがタイトだったので何も出来なかった。到着時に処理よろしく!』
今日は出発に行く予定なんだけど・・これをよこしたってことは、今日は到着に行って、この処理をしなさいっていうことね。了解っ。しかし・・・このテレックスからでは何があってどんなクレームなのかさっぱりわからな い。しかもどうもこのお客サマ、預けられた荷物も搭乗されている便に乗っていなさそう・・はぁ〜。(最近、溜息多いな、私)

さっそく、お呼び出しをかけて事情をお聞きすることにしました。
このようなクレームの場合、じっくりお話を聞いて何にご立腹されているのか、何をしてもらいたいのかを的確にすばやく察知して対応をしなくてはなりません。下手に言い訳したり、ルールや正論をぶつけてしまうと話はこじれます。

さっそく税関内にあるバゲージサービスのカウンターにおばサマ2名が、『一言も二言も言ってやる!』オーラをバンバン出していらっしゃいました。第一声
「ねぇっ、ちょっと聞いてくださいよっっ」 もちろん!覚悟はばっちりです、どうぞ、お客サマっ。

旅行地から飛行機を乗り継いで成田へ向かおうとしたら、天候悪化でフライトがキャンセル。英語もわからず流されるまま別の空港への便に乗せられたけれど、 その着いた先でも天候が悪くその日は全便欠航。「ホテル!ホテル!ホテルを出して!」と日本語でまくし立てたけど全然通じず結局、自分たちでホテル代を 払ったとのこと。次の日、やっと成田行きの飛行機が出る空港に着いた時にはもう自分たちと他2名の若い女の子たちを乗せて出発するだけになっていて、出迎 えた日本人係員は急かすし、「ホテル代、払え〜〜〜〜〜〜」と言っている間にドアを閉められてしまった。それだけならまだしもその他2名の女の子 たちも同じ目に遭っていたことが機内の会話で判明。
しかも
若い日本人女性:「ホテルは航空会社が払ってくれましたよ、ねー?(同意)に、おばサマ切れました。
そういえば・・・・若い金髪の男性がその2名の若い女の子たちを連れて歩いていく光景がフラッシュバックしてさらに怒り倍層。若くてかわいいからホテルを出してもらったっ怒りの原点はここに集まってしまったようです。無理もありません・・

航空会社がホテルを提供する基準は色々ありますが、すべて航空約款というルールに基づいて判断されます。ただ、その時の状況によって若干多めにみたりしますが・・天候ということであれば原則お客サマ持ち、です。しかし、この対応はよくない。しかも、女性で若いお客サマだけにホテルをお出しし、おばサマを無視した、なんて社員の人格、会社の品位を疑われてしまいます。
誰にも出さない、か、皆に出す。そんなこともわからないのか〜〜、海の向こうに向かって絶叫したい気分。困ったことをしてくれました。ここでお客サマにホテルの支払いをするかどうかは私のレベルで出来ないお話になってしまいますが、どちらにせよ、お客サマが 納得してくださるよう、お詫びをし最善を尽くさなくてはならない・・そう、その任務が今は私。しかも今回はお預かりしている荷物も着いていないというパン チ2発!お客サマにとって、「荷物未着は若い子優先」よりも怒りのツボが小さかったらしく、
「まぁ、宅急便で届けてくださるのなら、楽でいいわ」
そして、最終的には
「色々言ってやりたいと思っていたけど、あなたの顔をみちゃったら、なんだかねぇ〜」
と言って手を振られて笑顔で帰宅されました。((私の顔?どーゆー意味かな?鼻は愛嬌があるってよく言われるけど?))ホッと一息でしたが、このお客サマたちがもう一度わが社を選んでくださるかどうかは疑問でした。

クラス別の「優先」や「優越感を与える」サービスと不平等の取り違えは言語道断。そんなことするヤツはグーでパンチしてやりたくなります。接客するものは、すべてのお客サマの前では平等でなくてはなりません。絶対に、です。

mota : 18:16 | Tb (0) | Page Top ▲

不規則・早朝・深夜勤務

GHの朝は早い、です。
空港が開く6時に合わせて到着、また早い時間の出発の準備があるのでそれに合わせて仕事に入っていかなくてはなりませんから、これはもう仕方がないことで すね。始発電車で出勤することは普通で、トラブルなどでさらに早く出勤しなくてはならない時には、タクシーなどを(もちろん乗り合わせ)使うこともありま す。空が白みだした頃ならまだしも、冬などはまだ夜。カーテンを開けるとまだ「前日」のような気持ちになって、最初はいちいち萎えていましたが、慣れとは 怖いものです。
(子供の頃から祖母に「夜にツメを切ってはいけない」と言われて切らない習慣になっていましたが、やっぱりこの時間も夜なのかな〜?)
世間が寝静まっている中、さっさと支度をして駅に向かいます。駅前の居酒屋などではまだ楽しそうに飲んでいる姿が見えたりします。はぁ=。

先日、電車時間ギリギリでなってしまい全力疾走で駅に向かっていると、気持ちよさそ〜〜うに(いや、悪かったのか?)外の塀によりかかった茶髪のおにいちゃんが
「お、おねえさんっ、朝早くから、お勤め、ごっくろぉ〜〜〜さんっ、でっす。ひっく」
と。それは・・・・・励まし???
週末になると色々な様態でこのような方が出現するんです。

((余談ですが、無類のお酒好きの私も、次の日が早朝勤務だとお酒は控えます。一度、めったにならない二日酔いで出勤し、お客サマのための「エチケット袋(通称:ゲロ袋)」を自分のリバースのために使わなくてはいけない状況に追い込まれたことがあったからです))

そして、成田空港行きの始発電車はほとんど空港関係者で占められています。バチッとお化粧、バリッと髪を固めた女性がみんな「眠くして死にそう」オーラを全身から バンバン出していますから、たまに混じっている普通の乗客の方からすると異様な光景かもしれません。しかし、いつも思うのは窓に映った自分の顔・・す、す ごい厚化粧・・まるでオテモヤン。朝はいつもこうなっちゃう・・・なぜ?

そしてGHの夜は遅い、です。
シフトで遅く終わる以外に、トラブルがあると午前さま、ヒドければ朝帰り・・平日に普通に休み、世間がみんな休みのGWや盆暮れお正月はバリバリ仕事に出かける。そして、いつも夜が明ける前から家を出ているかと思えば、真夜中に帰ってきたり・・普通に平日、午前中〜夕方で終わる仕事をされている近所の人はもちろん、自分の母親にさえ、
「一体なんの、どんな仕事なのかしら?」
と怪しまれる始末。

皆さんの旅をサポートするのが仕事のGH。そのために不規則な時間は多少仕方がないんですよね。海外に行くと私などまだ恵まれていると思うほど勤務が不規 則。空港に発着時間制限がないところになればなるほど大変そうです。((成田が23時〜6時まで閉鎖でよかった(^^)))

この業界自体、世間がお休みの時はめちゃくちゃ忙しく、世間が旅行を考える余裕がないときには干上がる・・この忙しい状態もありがたいと思わなくてはいけないのでしょうね

mota : 18:11 | Tb (0) | Page Top ▲