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June 30, 2005
グランドホステス職業病
この業界には、腰が痛い、とか、年中足がむくんじゃう、とか・・・色々体に変調をきたしている人が多いのですが、あまりに激務が続くと脳ミソまでおかしくなる時があります。(どの業界にいても忙しいとそうなるとは思いますけど)
たとえば・・・
台風が近づくとオフィス中の電話が破裂しそうなくらい鳴り響くのですが、そのまま帰宅して眠りについていると、そういう時に限って実家の母親から電話。無意識で
「ハイ、◎◎航空、旅客課でございます」
と出て
「ウチのムスメ、大丈夫なのかしら?」
と余計な心配をさせてしまったり。
連日のオーバーブックの対応後、やっとのバカンス!で向かったタイのチェンライ。
通りかかった病院の名前が「Over Book Hospital」に見えて大喜びしてしまい(本当は、Over Brock)
「病院がOverBookだったらすごいよねぇ」
と、相棒にバカにされたり。
チケット集札で身についたチケットの数え方のクセがついついお金の数え方に出てしまった銀行では、
「お客サマ、それでは数えにくくございませんか?」
と、含み笑いをされながら突っ込まれてしまったり・・
恥ずかしいことが限りなくあります。そんなのアンタだけだよ、と同僚には言われますが・・皆さんは如何でしょう?
写真は、オーバーブロック病院(オーバーブックだと思って喜んで撮った一枚です^^;)
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June 28, 2005
お酒には十分ご注意を・・・
昨日、成田発香港行き香港ドラゴン航空機が、酒に酔った乗客が機内で暴れたため、出発から40分後に福岡空港に緊急着陸した、というニュースがありました。報道されている暴れ方を聞いているだけで、上空の機内という密室空間に一緒にいなくてはならなかった乗客、乗務員の皆さまがどんなに恐ろしく不快であったか・・・は想像するに余りあります。
私もこれまで二度ほど「お酒」関係で戻ってきちゃった飛行機をみました。不思議なことにお客サマのお名前は
一回目は「ロバー○・ブ◎ウン」、二度目は「ジョ○ー・ウ◎ーカー」とお酒の名前・・・・冗談でしょう?!とお思いですね。思いますよね、そりゃ・・・・私も、最初に運航課から連絡をもらったときは、冗談にも程がある!と真面目に怒ってしまったくらいですから。でも、本当だったんですよ。
しかも、着陸してゲートで引きずりだされたその酔っ払いさんは、どちらも同じような格好(カーボーイスタイルという感じ。。)をしていて、はじめは同一人物が私をからかっているのか・・・と思いました。
真っ赤な顔で聞くにたえないことを一生懸命お話しているのも一緒でしたが、正気に戻ってみると以外に腰の低い気のいい中年の男性でした。しかし、飛行機を空港に戻した責任は、今後の人生にずっしりのしかかってくることでしょう。
その後は、本人の希望もあり自国に送還するため搭乗を許可した記憶があります。機内では一切アルコールを口にしない、という条件だったと思いますが、今はもしかしたら搭乗できない可能性もあるかもしれません。未然に防ぐために地上でのチェックも厳しくしなくてはならない・・・機内でのお客サマや乗務員の安全を守るのも地上の役目なのです。
気圧の関係で機内でのアルコールは地上よりも酔いが早い。何事も程ほどに・・が常識だけど、暴力行為に発展すると、問題の乗客を降ろすために、飛行機は絶対(といってよいほど)出発地に引き返したり、最寄の空港へ降りてしまいます。もし「覚えていない」と言ってもそれだけでは済まされませんのでお酒には要注意、ですね。
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タイ料理@カオ・マンガイ
カオマンガイはゆでた鶏(または蒸した鶏)をのせたご飯。鶏のスープで炊いたご飯の上に(スープをとる時に茹でた)鶏肉をのせて、ミソダレ(タレはそのお店によって様々)をつけていただく。また冬瓜などのスープもつくことが多い。
お気に入りは、バンコク・プラトゥーナムの交差点にあるお店。ピンク色のTシャツの店員が目立つのですぐ見つけられます。
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June 27, 2005
成田離婚
では死語かと言われている「成田離婚」いえいえ実際にはまだまだあるのです。
結婚前の不安と不満の蓄積、さらなる海外旅行での不満が炸裂して、旅先で「この結婚は間違いだった」とさっさと離婚を決意してしまうのがそう。しかし、日本を発つ前に喧嘩をするのか、実は出発の時に逃走しちゃった、若妻(時には若ダンナ)をみたのは、ひとりやふたりで済まされないのです。
先日、出発時間になっても女性が1人来ない。この場合、ターミナルや機内に「名指し」のアナウンスをかけまくりながら、預けた荷物はあるか?お連れさまは??添乗員さんがいるツアー参加者か???などコンピュータから割り出します。最悪見つからない場合には、預けた荷物を降ろして出発することになってしまいますが、
この時は、一緒に荷物を預けている苗字が同じお連れさまがいらしたのです。急いでお座席にうかがい尋ねてみると
「ああ、あのヒトね。なんか行かないって言って帰っちゃいましたよ。」
はいぃぃぃ?・・である。
((だったり、もっと早く言ってよぉ)) だけど・・・・家族では?
深入りしちゃいけないと思いながら、
「よろしいのですか?荷物もご一緒にお預けですが・・」
言ってから、これは禁句だったかなぁ・・・と思っていると
「いいですよ、別に。新婚旅行だったけど、あの人とは離婚しますから。もったいないから、ボク、ひとりで行きますよ」
ひぇぇぇ、ディープすぎる。
出国手続きをしていないということはこの若妻はチェックインを済ませてから帰ってしまったということ。それ以上立ち入る訳にはいかないから、さっさと機外に出て出発の準備。いやぁ〜な汗でビッショリでした。
二人に何があったのかはわからないけど、成田空港までは新婚旅行を楽しもうと、一つのスーツケースに一緒に荷物を詰めて来たのは確か。よく言われていた到着時の成田離婚ならまだ長続きをしたと言うことでしょうか・・・
でも、お手続きをされてからのキャンセルは必ずご連絡を・・・GHは乗り遅れのお客さまを出さないため、懸命に探しているのです。
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June 25, 2005
遅延@整備の為
最近、ご存知のように航空機のインシデント事例の報道が多いですよね・・・。もちろんそれだけ発生しているから報道が多くなったと思うのですが、お客サマには大変不安なことでしょう。
報道されている会社に限らずどこでも小さなトラブルから、出発が遅れたり、空港・ゲートへ引き返すゲートターンバック、エアターンバックなどを余儀なくされ、結果お客サマにご迷惑をおかけしてしまうことがあります。お客サマを安全に時間通りに運ぶことは、航空会社の使命のひとつではあるけれど、ターンバックなどは安全を重視して運航するために、時には必要な処置だと私自身は感じています(もちろん、絶対にあってはならないことですけど)
遅れが生じ、お客サマに多大なご迷惑をおかけすることになった時、空港においての業務のほとんどの対応をGHは引き受けます。たとえ、整備に時間を要し、いったいいつまでかかるのかわからない・・こんな状況でも「何が悪いのか」「整備の方法は」「今何をやっているのか」を的確に説明していかなくてはなりません。乗客として搭乗してこのような目に遭ってしまったら、やはり知りたいのは「これからどうするのか」「どうなるのか」の一言に尽きるでしょう。
誠意を持ってお答えすることが一番大切ですが、お客サマ側からしたらほんとーに包み隠さず教えてもらいたいものでしょうか?
たとえば「今、燃料タンクから滝のようにじゃばじゃば燃料が漏れています」とか。。。でもたとえ直ったとしてもこんな飛行機に乗るのは不安ですよねぇ。
今までみてきた範囲では、私の会社ではまずトラブルがあると担当の整備士さんたちは
1:トラブルシューティング
2:整備の方法の検討
3:パーツの有無
4:整備
5:チェック
という感じですすめられているようです。このプロセスの中でひとつでも戸惑うと、もうお手上げです。どこが悪いのかわからない、という状況もあり、探り当てるまで数時間かかることになってしまいます。うまくいってもパーツがない、ということもあったり、最後のチェックでやっぱりダメだった、なんてこともありました。こういう場合は予定していた出発時間よりさらにずるずる遅れていってしまいます。このようなケースは、GH側でも最悪ケース、です。一度ご案内した時間をさらに訂正しなくてはならない時ほど辛いことはありません。
どうにか状況を把握しようと、一生懸命飛行機と格闘している職人☆整備士さんのそばに擦り寄り
「あの〜、それはいつまでかかるのでしょうか?」など不用意な質問し、安全靴で蹴飛ばされそうになったりしますが、結構食い下がります。お客サマにご案内しなくちゃ、の一心。
「時間がわかりゃ苦労しねーよ」というのが本音でしょうね。(すみません、いつも)
お客サマも呆れ果て、はじめは「もう絶対に許さない。おまえのところには一生乗らないっっ」とご立腹であっても、そんなやり取りを続けながら、得意技のコメツキバッタ化してひたすら頭を下げ続ける私に
「まぁ、○○ちゃん(←私のことデス)のせいじゃないもんね。」
と理解してくださった時には、なんと言いましょう、妙な一体感が生まれたりして・・お客サマの手を握って・・いやっ、ハグでもしたいほどありがたかったりしたものです。
整備に時間がかかることは避けられないことかもしれませんが、お客サマが安全に、そして少しでもハッピーな気持ちで空港を飛び立ってくださるようにGHはトラブルの時こそ、気持ちを引き締めて奮闘しています。
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June 24, 2005
希望の座席の確保
乗客として搭乗するなら絶対に真ん中の座席はイヤだっ、と思う。飛行機は機種によって座席並びが違い、2-3-2、3-4-3、3-3-3、2-5-2などなど配列は様々。一度、アメリカ国内でDC10の2-5-2の「5」の真ん中に座ったことがある・・・・たかが2-3時間のフライトだったと記憶しているけど本当に苦痛だった。お手洗いに行くにもどちらをとっても2人をまたがなくてはならないしなんか圧迫感が・・・しかもこの時、両隣は大柄のアメリカ人で、お腹のお肉が窮屈そうに座席の肘掛に乗ってしまって、私の取り分はなし。(真ん中の肘掛は一体誰のものなんだろうか?)身を縮めてじーっとしているより仕方がなかったのでした。
そんなことから、お客サマが希望の座席をもらいたいっと願う気持ちはよくわかっているつもり。とにかくカウンターにたどり着いて、パスポートやチケットを出す前に「通路側ください」とおっしゃる気持ちも。特に長距離になればなるほど、より快適な座席が欲しいですよね。旅行のスタート、または締めくくりが気持ちよくはじめられるか、終われるか、座席によってご左右されると言ってもいいほどです。
より快適なお座席を確保するには予約の段階でお願いするのが一番。航空会社によってはチケットの種類によっては事前予約を受け付けない、というところもあるらしいので一概には言えませんが、少なくとも私の会社では、事前予約OK!Webでも座席指定できるらしいです。ぜひご旅行前にお申し込みの旅行代理店か航空会社の予約課、ホームページを確認してみてください!
一番人気はやはり、「ドアサイド」、そして壁の前の「バルクヘッド」など。毎日そのお座席を巡ってカウンターでは色々なドラマが繰り広げられています。その詳しいお話はまた今度・・・
さて・・皆さまはどんなお座席がお好みですか?
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June 19, 2005
ご挨拶@グラホのお仕事
某ブログサービスを利用して2年間。いつもアクセスする時間帯は混雑を極めているのか本当に繋がりにくく動作が遅い・・・けれど、かなり書き溜めていたこともありお引っ越しするのも〜と我慢していましたがついに限界
お引っ越しを決意しました。これから時間がかかるかもしれませんがファイルを転送していきたいと思います。
空港で汗にまみれ埃にまみれ気が付けばもう○○年。恥ずかしながら本当この業界のことしかわからない。だったら、航空業界で生きてきた証しを残しておこうとブログを立ち上げたのがきっかけ。航空会社の空港地上職。かっこいいっ。そう!私もそう思って就職したけれど、しかし現実はそんなに甘くはなく、絶え間なく起こるハプニングに泣かされ、または笑わされ・・・自分を「かっこいい」と思うヒマがない毎日です。
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